

2026年9月13日、当院でも採用している超音波(エコー)診断装置のメーカーであるコニカミノルタ主催のクロージングセミナーに参加しました。
今回は、日頃から超音波(エコー)を活用した整形外科診療に取り組んでいる先生方が集まり、実際の診療で感じる疑問や課題について意見交換する機会にも恵まれました。
同じようにエコー診療に力を入れている先生方の考え方や工夫を直接伺うことができ、大変有意義な時間となりました。
「放置的保存療法」から「積極的保存療法」へ
今回の講演の中で、特に印象に残ったのが**「積極的保存療法」**という考え方です。
整形外科では、手術を行わずに治療することを「保存療法」と呼びます。
しかし、単に安静にして経過をみるだけではなく、痛みの原因や身体機能を評価し、注射治療や運動器リハビリテーションなどを組み合わせながら、患者様の症状改善や生活・スポーツへの復帰を積極的に目指していくことが重要です。
この考え方は、**「できるだけ手術にならない治療を提供したい」**という当院が目指している診療と重なる部分が多く、非常に共感しました。
医師と理学療法士が「エコー画像」を共通言語に
もう一つ参考になったのが、医師と理学療法士が超音波(エコー)画像を共有しながら診療・リハビリテーションを行う体制です。
整形外科のエコーでは、筋肉、腱、靱帯などの状態をリアルタイムに観察することができます。
医師が診察・画像評価を行うだけでなく、その情報を理学療法士とも共有することで、**「どこに問題があるのか」「何を改善していくのか」**をチームで共有しながら治療を進めることができます。
当院でも、整形外科専門医による診断と理学療法士による運動器リハビリテーションの連携を大切にしています。
今回学んだ取り組みも参考にしながら、医師と理学療法士がエコーを共通言語として患者様を診る体制をさらに充実させていきたいと思います。


日々の診療へ還元していきます
セミナー会場では偶然、大学時代の先輩で、来年2月に開業を予定されている先生とも再会しました。せっかくの機会でしたので、エコー機器の前で一緒に写真を撮っていただきました。
今後も院外で得た新しい知識や技術を院内で共有し、患者様により良い整形外科診療を提供できるよう、日々の診療に還元してまいります。
